初心者でも自宅で始められる手鍋焙煎の魅力

こんにちは、hiyokoです。

コーヒーが好きすぎて遂に自宅でコーヒー焙煎を始めました。

実はスタバで働いていたころからずっとやりたいと思っていたコーヒー焙煎。

当時(20代のころ)から「老後はコーヒー焙煎をしてのんびりと暮らしたい」と語っていました。

そんな私の老後に向けて、ついに一歩動き出しました!!

今回は、焙煎初心者のhiyokoが自宅でコーヒー焙煎を始めたお話をお伝えします。

\ この記事を読むと得られる情報 /

  • 自宅でのコーヒー焙煎の始め方
  • 手鍋焙煎について
  • 手鍋焙煎の手順
目次

【手鍋焙煎】初心者でも自宅で始められるコーヒー焙煎の魅力

手鍋焙煎とは?

手鍋焙煎とは、その名の通り、通常のキッチン用の鍋を使ってコーヒー豆を焙煎する方法です。

コーヒーの香りや風味を手軽に楽しむための方法として、多くのコーヒー好きに親しまれています。

専門的な機材を持っていなくても、お手持ちの鍋で簡単に実践できる点が魅力の一つです。

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コーヒー焙煎というとハードルが高いような気がしていましたが、実際はそんなことはありません。
コーヒーの生豆もネットで購入することができるので、自宅にある鍋を使ってコーヒー焙煎をスタートすることができます!!

手鍋焙煎の魅力

アナログな体験

手鍋焙煎は、コーヒー焙煎の手順を自分の手でコントロールすることができるアナログな体験です。

火加減や鍋の動かし方によって、豆の焙煎度や風味をカスタマイズできるので、自分好みの味を目指して焙煎をすることができます。

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コーヒー豆のポテンシャルを引き出すのも自分の腕にかかっているので、難しいと思われますが、意外とやってみると美味しいコーヒーが出来たりしますよ!!
自分で焙煎したものなら失敗しても美味しい!私はそう思って飲んでます。笑

独自の風味

手鍋焙煎は、コーヒー豆の種類や焙煎度によって異なる風味を引き出すことができます。

コーヒーの生豆を購入する際にまず第一の壁として立ちはだかるのが「産地」です。

どこ産のコーヒー豆を飲んでみたいか、いきなりスペシャリティーコーヒーを焙煎するのか、コモディティコーヒーにするのかでも迷います。

自分だけのオリジナルブレンドを作るのも楽しみの1つだと思います。

\ 色々な産地の生豆が試せるのでおススメです /

身近な材料

手鍋焙煎は特別な機材が不要なため、身近な材料だけで行える方法です。

鍋とコーヒー豆があれば、いつでも自分好みのコーヒーを楽しめます。

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私は、youtubeを参考にしてDAISOの片手鍋を購入しました。
これが大正解で、握力が弱すぎの私にとっては軽くて鍋が振りやすく良かったです。

臨場感のある香り

コーヒーが焙煎される過程で広がる香りは、焙煎をしている人にしか味わえない最高の贅沢な香りだと思います。

自宅で焙煎することで、その香りをじっくりと楽しむことができます。

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焙煎が終わった後も残り香で余韻を楽しんでます。

創造性を発揮

手鍋焙煎は、焙煎時間や焙煎度を調整することで、無限のバリエーションを試すことができます。

創造性を発揮して、自分だけの世界に一つだけのコーヒーを焙煎できます。

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ちょっと深めに焙煎してカフェオレ用にしてみたり、アイスコーヒー用にしてみたりと、飲み方を想像すると自然と焙煎度が決まったりします。

手鍋焙煎のステップ

前準備

鍋を用意する

出来るだけ分厚い底がある鍋を選びましょう。

焙煎するには蓋が必要ですので、蓋付きでできればガラスの蓋の方が中が見えるので良いです!

手鍋焙煎は100~200gの生豆を焙煎すると安定して焙煎できるので、鍋のサイズは16~20㎝程がおススメです。

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私はDAISOの直径16㎝の片手鍋(550円)を使っています。
ガラスの蓋付きで軽くて値段も安くて最初に買うにはおススメです!

\ ネットで購入するならこの辺りがおススメです /

生豆の量の決定

焙煎する豆の量を決定します。

初めての場合は少量から始め、焙煎のコツを掴んでから多めの量に挑戦したほうが良いです。

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焙煎すると豆の重量は減ります。
焙煎度にもよりますが、100gの生豆を焙煎して仕上がりが大体80~85gぐらいです。

生豆のハンドピックを行う

美味しいコーヒーを焙煎するために、ハンドピックの工程は外せません。

ハンドピックは、不完全な豆や異物(石、木片、不良豆など)を取り除くプロセスです。

これにより、焙煎前のコーヒー豆の品質が向上します。

不良豆や異物が焙煎プロセスに含まれると、コーヒーの風味や品質に悪影響を及ぼす可能性があります。

焙煎に必要な物
  • 片手鍋
  • 生豆
  • スケール
  • タイマー
  • うちわ
  • ザル(焙煎後の豆を上げるためのもの)
  • メモ帳とペン(焙煎のプロファイルなどをメモする)
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焙煎後の豆を上げるザルは、ダイソーで買った取っ手付きのザルの中に、seriaの園芸コーナーで買った「土ふるい」を重ねて使っています。
土ふるいから落ちたチャフを目の細かいザルがキャッチしてくれるので、チャフが飛び散りにくく、掃除が楽です!

\ 無印良品のトレーを使っている人が多いです /

その他購入したもの(必ず必要ではない)

片手鍋焙煎をするために、私が購入したのはガスコンロカバーです。

焙煎をすると、チャフと呼ばれるカスが結構飛び散ってキッチンが汚れてしまうので、使っていない部分にはカバーをするようにしています。

あとは、もともと持っていたレンジガードも必ず使って、キッチンが汚れないように工夫しています。

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カセットコンロを使って焙煎する場合も、ガスコンロカバーの上に置いて焙煎することができます。
換気扇の下で焙煎できるので、煙やにおいの心配もカバーできますよ。

【私のInstagramから】こんな感じで片手鍋焙煎しています。

手鍋焙煎の手順

STEP
鍋の予熱

中強火で20~30秒くらい鍋を予熱します。

この時、鍋の蓋は閉めておいてください。

STEP
焙煎スタート

生豆を投入して、3秒火にかけ3回鍋を振るを繰り返します。

焙煎が進むにつれて、コーヒー豆から「パチパチ」とした音が聞こえてきます。

この動作を1ハゼまで繰り返します。

生豆の量にもよりますが、1ハゼの目安を約8分位としています。

また、焙煎中は香りや生豆の色、煙、水蒸気など生豆の表情が変化します。

これらのサインを注意深く観察しながら進めましょう。

1ハゼがきたらその時間をメモ帳に記録しましょう。

STEP
1ハゼ後~火を弱める

1ハゼがきたら、中弱火くらいに火を弱めます。

温度が上がりすぎないように、鍋を置いた時に蓋の開け閉めをしましょう。

1ハゼは約1~2分くらい続きますので、蓋の開け閉めは1ハゼ中は続けましょう。

hiyoko

1ハゼ後は、蓋を開けると煙とチャフが飛びますので焦らずに行いましょう。

STEP
目的の焙煎度に合わせて消火

1ハゼが終了後は、火を少し強めます。

目で見て豆の焙煎が目的の焼き具合になったら、火を止めます。

深煎りまで狙いたい場合は、2ハゼがくるまで続けて下さい。

2ハゼは、1ハゼと比べるとピチピチという音です。

焙煎具合は個人の好みによりますが、最初は中煎り狙いでしていました。

焙煎しすぎても、中深煎りなので許容範囲ですし失敗しませんので中煎り狙いがおススメです。

STEP
煎り上げ⇒冷却⇒終了

消火して狙いの焙煎度になったら、ザルにあげてうちわでチャフを飛ばしつつ冷却します。

熱々のうちは焙煎が進みますので、その分も多少考慮して煎り上げれたらバッチリです。

手で触っても熱くない温度まで冷却出来たら完成です。

最後に焙煎後の豆の重さを測ってメモしておきましょう。

焙煎記録をしよう

コーヒー焙煎で毎回同じ味が出せるには、ある程度のデータが必要になります。

同じ味を出すには、同じ条件で焙煎をしなければいけません。

でもなかなか難しいものです。

そのために、自分が行った焙煎のデータをしっかりと残しておきましょう。

  • 日付
  • 天気(気温、湿度)
  • 生豆の重量
  • 焙煎後の重量
  • 1ハゼの時間
  • 2ハゼの時間
  • 煎り止め(消火)時間
  • 煎り上げの時間
  • 焙煎指数
  • その他気付いたことなど

焙煎指数は、あくまで目安です。

焙煎指数とは
生豆の重量÷焙煎後の重量=焙煎指数
で計算をして出します。

同じ条件(火力、ハゼの時間など)で焙煎が行えた時にとても参考になると思います。

  • 浅煎り:1.10~1.14
  • 中煎り:1.15~1.19
  • 深煎り:1.20~

まとめ

手鍋焙煎は、コーヒー好きにとって新たなコーヒー沼への一歩です。

自宅で手軽に本格的なコーヒーの香りと風味を楽しむために、ぜひ手鍋焙煎に挑戦してみてください。

自分だけのオリジナルなコーヒー体験が、あなたを待っていますよ!

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