こんにちは。hiyokoです。
コーヒー豆の保存方法はどうしていますか?
買ってきたコーヒー豆はどれくらいで飲み切っていますか?
買ってきたらコーヒーを瓶に入れ替えて保存してるよ~。
飲み切るまでは1ヵ月はかかってる。
そのコーヒー豆の保存方法、間違っているかもしれません!
今回は、コーヒー豆の保存方法について、美味しさを長持ちさせるにはどんな保存方法が良いのかお伝えしていきます!
コーヒー豆の保存方法を学ぼう!美味しさを長持ちさせるには?
コーヒー豆は、見た目が乾物のようなのでいつまでも日持ちがすると思われがちですが、実は生鮮食品と同じでとてもデリケートなものです。
コーヒー豆は焙煎してから時間と共にどんどん酸化が進みます。
美味しさを長持ちさせるためには、コーヒー豆保存のルールを守ることが大切です。
コーヒー豆保存のルール
コーヒー豆の天敵としてあげられるのは、「酸素」「湿度」「温度」「光」「ニオイ」です。
なので、以下のルールを出来るだけ守って保管すると良いです。
- 酸素に触れさせない
- 湿度の高い場所は避ける
- 適切な温度で保管する
- 光が当たる場所は避ける
- ニオイの強い場所での保管は避ける
酸素に触れさせない
コーヒー豆の劣化に最も関わっているのが「酸素」です。
コーヒー豆が酸素に触れると「酸化」とよばれる現象が起こります。
酸化が進むほどにコーヒーは酸っぱくなり、においも変化していきます。
しかし、この酸化を完全に止めることはできないので、コーヒー豆が新鮮なうちに飲み切ることが大切になってきます。
酸素に触れないように忘れずに「密封」すること!!
湿度の高い場所は避ける
焙煎したコーヒー豆の表面には、小さな穴が開いており水分を吸収しやすい状態になっています。
湿気を吸収したコーヒー豆は、抽出するとコーヒーの成分が出にくくなります。
コーヒー豆が水分に触れてしまうと、豆の品質が落ちてしまい、雑味が出る原因となります。
湿度の高い場所に保管することでカビの発生の原因にもなるので注意しましょう。
コーヒー豆は湿気を吸収しやすいので、湿度の高い場所での保管は控えるようにしましょう。
湿度の高い夏場は注意やで!
適切な温度で保管する
温度に関しては高温の場所は避けるようにし、冷暗所が適しています。
コーヒー豆は温度が高温になるほど酸化のスピードが速くなる性質があります。
気温の高くなる夏場は保管場所に注意が必要です!
光が当たる場所は避ける
コーヒー豆は紫外線に弱い性質を持っています。
コーヒーの木を育てるときも、シェードツリーと呼ばれる木を植えて直射日光を避けるようにするほど光にはデリケートです。
コーヒー豆は、直射日光が当たる場所で保存することは避けるようにしましょう。
太陽光だけではなく電球などの光にも弱いので注意して保管しましょう。
光が当たると温度も上がってしまうのでより劣化が加速してしまいます。
コーヒー豆を光から守るために「遮光性」のある容器に保管するか冷暗所に保管するようにしましょう。
ニオイの強い場所での保管は避ける
コーヒー豆は消臭剤として使われることがあるほど消臭効果があります。
消臭効果があるということは、ニオイを吸収する性質があるということです。
ニオイが強いものと一緒に保管することは避けましょう。
保管している場所にコーヒーのニオイか充満していたら、逆にコーヒーがニオイを吸収している可能性があると考えよう!
コーヒー豆・コーヒー粉の保存方法
コーヒー豆の天敵は「酸素」「湿度」「温度」「光」「ニオイ」なので、密封できる容器で暗所で保存するのがポイントです!
コーヒー豆を保存するのに他に知っておきたい知識としては、賞味期限です。
コーヒー豆の賞味期限
コーヒー豆にも賞味期限があります。
未開封のものであれば、豆も粉もパッケージに記載されている日付が賞味期限になります。
開封後は、豆のままだと1カ月以内に飲み切るようにしましょう!
粉のものを開封した場合は1週間以内に飲み切る方が良いです!
コーヒー粉は豆のままよりも酸化が進みやすく、風味が落ちるスピードが速いので注意!
常温保存(開封後1週間以内)
開封して1週間以内に飲み切るのであれば、常温保存で光の当たらない暗所で保管しましょう。
買ってきた袋のままで保管しても問題はありませんが、封をするときにできるだけ空気を抜いて封をすることを意識しましょう!
保管場所は、高温多湿や直射日光が当たる場所は避けて暗所に置くようにして下さい。
常温保存におススメの保存容器
常温保存は1週間で飲み切れる分が保存できるものがおススメ!
中でも、KOGUのキャニスターはデザインも機能もバッチリ!!
\ お気に入りのデザインの茶筒でコーヒーを保管するのがツウっぽい /
冷蔵保存(1週間以上1カ月以内)
飲み切るのに1週間以上かかり、1カ月以内には飲み終わる場合は冷蔵保存しましょう。
冷蔵庫での保管で注意しなければいけないのは、ニオイ移りです。
きちんと密閉された容器に入れて保管しましょう。
冷蔵保存におススメの保存容器
ANKOMNの真空保存容器は、完全真空ではないですが電池式の高価な真空容器よりお手頃価格。
更には冷蔵庫や冷凍庫でも保管が可能なところがおススメポイント!
パッキンに粉が付着すると密閉率が下がるので、袋のまま入れて保管がおススメです。
冷凍保存(1カ月以上)
飲み切るのに1カ月以上かかるのであれば冷凍保存しましょう。
冷凍保存する場合は、1回分づつ小分けにして保存すると便利です。
解凍する際は結露に注意し、冷蔵庫に移してゆっくり解凍しましょう。
コーヒー豆・・・約3か月
コーヒー粉・・・約2ヶ月
※コーヒーの品種や焙煎度合いによって個体差があるのであくまでも目安です
焙煎士さんによって意見は分かれますが、凍ったコーヒー豆(粉)を解凍せずに凍ったままコーヒーを淹れても味に変化はないという事です。
豆も凍ったままコーヒーミルにかけても大丈夫だそうです。
凍ったコーヒー豆(粉)を使ってコーヒーを淹れる場合の注意点としては、お湯の温度を4~5度程高くして淹れるようにしましょう。
私も飲み切れそうにない分は冷凍保存して、凍ったままミルにかけてますが、問題なく香り高いコーヒーが飲めてます!!
冷凍保存におススメの保存容器
冷凍保存する場合は、1杯ずつ(もしくは1回分ずつ)小分けにして保存し使用する分だけ使うのがベストです!
コーヒー豆を買ってきたら、1杯分ずつ(約10~12g)小さめのチャック付き袋かラップを使って出来るだけ空気を抜いて小分けにして、大きめのチャック付き袋にまとめて入れて保管するのがおススメ!
もう少し多い量を冷凍保存する場合は、アルミチャック袋に入れて冷凍し、解凍時はそのまま冷蔵庫で時間をかけて解凍しましょう。
\ 小さめチャック付き袋 /
\ アルミチャック袋 /
まとめ
コーヒー豆は野菜と同じ生鮮食品だと思って保存し、新鮮なうちに飲み切るのがベストです!
コーヒー豆の保存には工夫が必要ですが、一番大切なことは自分が飲んだ時に美味しいと思えるかどうかです。
1日を豊かにするコーヒーライフを送るために、参考になれば嬉しいです。
にほんブログ村