こんにちは、hiyokoです。
今回はアデノイド切除術・扁桃摘出術を息子が受けた話の後編になります。
前編では、手術に至るまでの息子の経過と小児科受診からA病院へ紹介され受診したところまでお話ししました。
後編は、手術が決まったので手術前の検査から入院・手術、術後の経過をお話ししていきます。
手術前検査【2回目外来受診】
手術前検査は、手術から2週間前に受けます。
検査の内容は、心電図、採血です。
それに追加して、新型コロナウイルス関連で胸部レントゲンも撮りました。
検査後に診察があり、夜間の酸素飽和度の検査結果をききました。
息子は、寝ている時の酸素飽和度が1番低い時で89.1%でした。
先生曰く酸素飽和度が88%以下が睡眠時無呼吸といえるそうで、ギリギリのラインで睡眠時無呼吸ではなかったそうです。
2回目受診の各検査を受けた息子の様子について
心電図
心電図は寝転がって行うのですが、動かないように指示するも動いてしまう息子に検査技師さんが少し手間取っている様子でした。
息子は検査技師さんの声に耳を傾けながら、なんとか機嫌良く終えることが出来ました。
胸部レントゲン
レントゲン技師さん1人が防護エプロンを付けたまま息子の側で動かないように指示しながらの撮影でしたので、息子も安心した様子でした。
でも結果、動いてしまい2回撮り直してます。
「息吸って~!止めて!」
の指示なんて3歳に解るはずもないですからね。笑
正直、そんなに何回も撮って被ばく線量大丈夫なのだろうかと気になりました、、、
採血
採血は大変でした!!
生まれて初めての採血で、ついでに血液型やアレルギーも調べてもらったので採血量が多く右手と左手両方から採血される羽目に。。。ゴメン息子。。。
結果、ギャン泣き汗だくでしたが無事に採血を終えました。。。
それから注射がトラウマになってます。
手術前検査の結果・手術説明【3回目外来受診】
手術の約1週間前に、手術前検査の結果と手術・入院の説明を聞きに受診しました。
新型コロナウイルス関連で、手術入院する患者全員がPCR検査を受ける事になっていたので、この日に息子もPCR検査を受けました。
この日はPCR検査以外は話を聞くのみでした。
入院に関しては、コロナ禍という事で、付き添いには結構厳しいものでした。
- 入院患者と付き添いも外出禁止、病棟から出ない
- 付添人の食事は出ない
- 差し入れは看護師が受け取り、面会は一切禁止
基本的に付添人の食事は出ないのですが、今回はコロナ禍という事、私が一型糖尿病であるという事から、主治医の先生が病院と掛け合ってくれ、特別に付添食を出してもらえました。
本当に本当にありがたかったです。
PCR検査
鼻に綿棒を入れて拭う検査でした。
息子は特に問題なく行うことが出来ました。
結果も1時間後くらいには出ました。
入院の持ち物
3歳の息子と1週間の入院生活。
Wi-Fiなしの病室。
持ち物は大きな旅行鞄3つ分ありました。
- パジャマ…4セット
- スリッパ…かかとのあるもの
- バスタオル・フェイスタオル…各4枚
- BOXティッシュ…5箱
- おむつ…1パック
- お風呂セット・洗面用具
- 麦茶(500ml)…1ケース(12本)
- iPad
- Wi-Fi(ネットで注文し1週間レンタルしました)
- 折り紙・塗り絵・小さめのおもちゃ・幼児雑誌など
- ハサミ・ノリ・筆記用具
手術後は機嫌が悪く、大声で泣き叫び嘔吐することもあったのでパジャマはギリギリの枚数でした。
もう少し枚数持って行っても良かったと思います。
ティッシュは術後は飲み込みが出来ずに吐き出したり、寝ている間に大量のよだれが出るので
1日1箱くらい使い、多めに持って行って正解でした。
バスタオルも多めに持っていくと、昼寝などの時にかけ布団代わりに使えました。
息子は普段日中はオムツは取れていたのですが、入院期間はオムツに戻しました。
術後は点滴の影響で尿の量が増えたので、オムツも1週間で1パック使い切りました。
入院期間一番助かったものは、iPadでした。
術後の息子は、朝から寝るまでほとんどYouTubeを見てた気がします。
その他の、折り紙や迷路などの暇つぶしグッズはダイソーで購入しました。
幼児用の雑誌(今回はトミカのもの)もとても役立ちました。
入院・手術・退院
手術前日に入院し、翌日が手術です。
手術前日は、私が緊張して眠れなかったですが、息子は大イビキで寝てました。
そして、手術当日。。。
手術室まで見送る時に、自分で歩いて手術室に入っていく息子の背中を見て泣きそうになりました。
手術は2時間ぐらいかかると言われてましたが、順調にいき1時間で終わりました。
全身麻酔から目覚めた息子は、パニックで大泣き大暴れ。そしてウトウトして眠るの繰り返しでした。
取った扁桃腺を見せてもらいましたが、大きな梅干しみたい。。。
こんなに大きなものが、口の中に左右2つも入ってたなんて衝撃でした。
手術当日の夜から、食事にイチゴムースが出されましたがほとんど口にすることはありませんでした。
手術中に口腔内に入れていた器具の影響で、大きな口内炎が2箇所できており、軟膏を出してもらいました。
病院食は、おかゆやうどんなどの柔らかいものと、野菜も柔らかく茹で刻まれたものが出ていました。
口内炎の影響もあったのですが、息子は好き嫌いも多く、ほとんど口にしてくれなかったです。
好んで食べたのが手術翌日に祖父母が差し入れで持ってきてくれたアイスとゼリーでした。
入院3日目に、点滴により動きが制限されているストレスから朝から夕方まで大泣きし
病棟中に息子の鳴き声が響き渡っていました。。。
泣いては嘔吐し、本当に大変でした。
その大泣きもあり、翌日に点滴解除の許可が下り、息子は機嫌を取り戻しました。
点滴が取れたからか、息子は元気有り余るくらいで、病棟内でどうやって過ごそうか試行錯誤し困りました。。。
でも、元気な息子の様子を見ることが出来て安心していました。
喉の方は、まだ傷口にカサブタが出来ていないので、唾液でさえ飲み込みにくそうでした。
声はワントーン高くなりちょっとアニメ声みたいで可愛くなりました。
息子は順調に回復していき、予定通り1週間で退院となりました。
【退院1週間後】外来受診
無事に退院し、自宅安静で1週間過ごすようにとの事でした。
まだ外遊びは出来ないので、家の中でDVDを見たりトミカで遊んだりしました。
退院5日目に、38~39度の高熱になり1度外来を救急受診してます。
手術後から飲み続けていた抗生剤を飲み切った途端の発熱でした。
救急受診で追加の抗生剤を処方してもらい、
ひとまず2日後の外来受診まで様子を見ることになりました。
そして退院1週間後の外来受診では、念のため発熱の原因を調べるとの事で
採血・検尿をしました。
元気になったら、短時間の外遊びならオッケーと許可がおりました。
まだまだ、喉のカサブタが取れていないので次は1週間後になりました。
この頃には、イビキはしなくなり、息しているのか何度も確認するほど静かになりました。
【退院2週間後】外来受診
手術から3週間経ち、カサブタもほぼきれいに取れ、食事も様子を見て硬いものもあげても大丈夫との事でした。
体操教室は行っても大丈夫との事でしたが、スイミングはまだ許可できないと言われました。
【退院後4週間】最後の外来受診
手術から5週間経ち、傷もきれいに治り、もう今まで通り食べてもいいし遊んでいいと許可が下りました。
術後は、外出許可が出るまでは家の中でどうやって安静に過ごすのか試行錯誤でした。
外に出れないストレスで1日に何回も癇癪を起こす息子に正直疲れ果てていました。
でも順調に回復していった息子の姿が見れたので、大変な事も一瞬だったなと今は思えます。
こうして息子の「アデノイド除去手術・扁桃摘出術」を無事に終えることが出来ました。
その後の息子の様子について
その後の息子の様子ですが、イビキはもうしてません。
すごく静かに朝までぐっすり眠ってます。
術後1か月頃から食事も食べるようになり減っていた体重は徐々に増加傾向です。
術後3か月で体重は2Kg増量しました。
食事もオエッとなる事なく、飲み込むことが出来てます。
手術から半年経過で、身長は3.5㎝伸び、体重は緩やかに2.5㎏増量しています。
風邪をひく事はありました。
高熱も出ましたが長引くことはなかったです。
でもアデノイドを除去したからか、鼻水が喉の方に流れてむせて咳込むことがありました。
術後1年で身長7.2㎝伸びて、体重3.9㎏増えました。
手術をしてからよく眠れるようになり、睡眠と成長ホルモンってすごく関係しているんだなぁって息子の成長をみて感じています。
買ってて良かったのが電動鼻水吸引器です。
これは術後喉に流れた鼻水でむせるのを予防するためにすごく役立ちました!!
スマイルキュートは医療機器で吸引力もしっかりしているので使ってて安心感があります!
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まとめ
手術後は、喉が痛くて泣く息子をみて
「手術して良かったのか」
と何度も自分を責めました。
でも、息子のよく食べよく眠る姿を見ることが出来て
「手術して本当に良かった」
と思います。
長々とお読みいただきありがとうございました。