こんにちは、hiyokoです。
今回は、スペシャルティコーヒーとコモディティコーヒーについてお伝えしていきます。
スペシャルティコーヒーという言葉は、最近ではよく耳にすると思います。
コモディティコーヒーってあまり耳にしないですよね?
「コモディティ」というのは「日用品」をさします。
スーパーなどで販売されている手に入りやすいコーヒー豆もコモディティコーヒーに入りますし、スペシャルティコーヒーとは言えないけれど、それなりの品質の豆もコモディティコーヒーとして存在しています。
この記事では、これら2つのコーヒータイプの違いについてお伝えします。
スペシャルティコーヒー とコモディティコーヒーの違い

コーヒーの4つのグレード
一般的にコーヒーは4つのグレードに分けられています。

- スペシャルティコーヒー
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規格や認証はないですが、日本スペシャルティコーヒー協会は7つの項目を満たすものと定義されています。 これらの定義の他に、農園や生産者が明らかで、徹底した品質管理を行っていることが求められています。 また、カッピングを行って80点以上のもの以外スペシャルティコーヒーは名乗れません。 - カップ・クォリティのきれいさ
- 甘さ
- 酸味の特徴評価
- 口に含んだ質感
- 風味特性・風味のプロフィール
- 後味の印象度
- バランス
 
- プレミアムコーヒー
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プレミアムコーヒーは、生産国とその地域まで辿ることができるコーヒーで、比較的品質の良いものです。 アメリカでは、カッピングの点数が76点以上のものがプレミアムコーヒーと名乗ることができます。 
- コモディティコーヒー
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コモディティコーヒーは、最も多く流通しているコーヒー豆です。 生産国は分かりますがそれ以降の情報はわからないのがこのコーヒー豆です。  hiyoko hiyoko「コロンビア スプレモ」「ブラジルNO.2」「ケニアAA」などがその例です。 
- ローグレードコーヒー
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ローグレードコーヒーは、インスタントコーヒーや缶コーヒーなどの大量生産されていされているコーヒー豆です。 
コモディティーコーヒーとスペシャルティーコーヒーの違い


コモディティーコーヒー
- 生産方法
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コモディティーコーヒーは一般的に大規模で効率的な農法で生産されます。 量産重視の農法を採用し、コーヒー豆の品質よりも収穫量が重要視されています。 
- 品質
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コモディティーコーヒーは、その品質にバラつきがあります。 同じブランドやパッケージのコーヒーでも、異なるバッチで品質が変動することがあります。    コモディティコーヒーは等級がついているので、等級で選べば品質が良いものがありますが、同じものでも購入したバッチによって品質はバラつくこともあります。 
- 価格競争
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コモディティーコーヒー市場は価格競争が激しい傾向があり、低価格が重要視されています。 ほとんどが安くて手軽に手に入る一般的なコーヒーとして提供されています。 
- 一般的な消費
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コモディティーコーヒーは一般的なブランドやチェーン店で提供され、多くの人に親しまれています。 
スペシャルティーコーヒー
- 生産方法
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スペシャルティーコーヒーは、高品質なコーヒー豆を生産するために人の手でしっかりと管理されています。 栽培条件(標高、土壌、気候など)、収穫方法、精製過程などが品質向上に貢献します。 
- 品質の高さ
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スペシャルティーコーヒーは非常に高品質であり、品質の一貫性が重要です。 味わいや香りにおいて優れた特性を持っていることで、他との差別化をはかっています。    スペシャルティーコーヒーは、ひとつひとつ手摘みで収穫されています。人の手で選別行うことで良い品質のコーヒーが生まれるんです。 
- 価格設定
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スペシャルティーコーヒーは一般的に高価です。 品質に投資が行われ、生産者に公正な報酬が支払われることが一般的です。 



コモディティーコーヒーは一般的な、手軽で低価格なコーヒーであり、スペシャルティーコーヒーは高品質で特別な風味を持つ、価格が高いコーヒーです。
どちらを選ぶかは、個人の好みや用途によって異なります。
スペシャルティーコーヒー人気の背後にある理由


スペシャルティーコーヒーの人気の背後には、いくつかの理由があります。以下に、その理由を詳しく説明します。
- ①品質と複雑で個性的な風味
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スペシャルティーコーヒーは、人の手でしっかりと管理され生産されています。 特定の品種、栽培条件、収穫方法、精製プロセスなどが品質向上に影響を与えて、豊かで複雑な風味を生み出しています。 
- ②産地の多様性
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スペシャルティーコーヒーは世界中で栽培されており、それぞれの産地が特有の風味を持っています。 同じ国のコーヒー豆でも、地域が違ったり、農園が違うだけで味に個性が出てコーヒーの世界がグンと広がります。 
- ③持続可能な農業とフェアトレード
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スペシャルティーコーヒーの生産は、持続可能な農業実践に焦点を当てることが一般的です。 生産者に公正な報酬を提供し(フェアトレード)、環境に優しい農法を採用することが奨励されています。 これにより、消費者はコーヒーを楽しむだけでなく、社会的なサポートも感じることができます。 
- ④カフェ文化の成長
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カフェ文化が世界中で急速に成長しており、スペシャルティーコーヒーもカフェで提供されるようになってきました。 日本でも「スペシャルティコーヒー専門店」と掲げている喫茶店も増えてきてますよね。 他にも、スペシャルティーコーヒー豆だけを扱ったオンラインストアなども多くありますし、最近では自分でスペシャルティコーヒーを焙煎している方も増えてきています。 
- ⑤情報の普及
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インターネットやSNSの普及により、スペシャルティーコーヒーに関する情報を簡単に入手できるようになりました。 有名人がコーヒー豆をプロデュースしていたり、有名なコーヒー系YouTuberさんなんかも沢山いますよね。 Instagramにもコーヒーのお洒落な写真の投稿がたくさんで見ているだけで楽しいです♪ 



スペシャルティーコーヒーは品質と多様性に焦点を当て、コーヒー好きの間で高い評価を受けて人気が出ました。
その結果、スペシャルティーコーヒーの需要は増加し、世界中で愛されています。
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コーヒー豆を自分で選ぶのではなく、最初に「コーヒー診断」をして、そこから毎月飲んだコーヒー豆を評価することで自分の好みの豆を発見することができます。



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