こんにちは、hiyokoです。
前回は「私が1型糖尿病になった話!症状になかなか気付かなかった馬鹿な私」をお伝えしました。
↓前回のお話はこちら↓
今回は、緊急入院からインスリン注射などの治療について、1型糖尿病として生きていくことについてお話ししたいと思います。
緊急入院しました
職場の健康診断を受けてから3日後に、1型糖尿病であると診断され緊急入院しました。
今まで、風邪もあまりひいたことがなく健康な体が自慢で生きてきたので
まさか自分が病気になり入院するなんて想像もしてませんでした。
私が入院した日は土曜日だったので、紹介状を持って救急を受診しました。
救急でパジャマに着替え、ベッドに横になり生理食塩水の点滴をすぐにつけられました。
血糖値が高く酸性になった私の血液を薄めるために、この点滴は3日間繋がっていました。
その日は緊急入院だったため夕食が出ないので、駆け付けた両親が近所のスーパーでお弁当を買ってきてくれました。
その食事から、私の血糖測定とインスリン注射がスタートしました。
初めての血糖測定とインスリン注射は看護師さんがしてくれました。
これを毎日毎食自分でできるようにならなければいけないと、その時はまだ思ってませんでした。
ただ治療の一環、検査の一環だと思ってました。
入院した日の夜は、眠れずにひたすらスマホで「1型糖尿病」について調べました。
何で私なの?とグルグル頭を巡っては涙が溢れてきました。
ちょうど家族計画で2人目を考えていた矢先だったので、ショックが凄く大きかったです。
私は自分の年齢や1型糖尿病、後に出てきた甲状腺の病気の事もあり、今は2人目は諦めましたが、1型糖尿病でも妊娠・出産はできます!!
もしこの記事を読んでいる1型糖尿病の方がいるのなら、諦めないで大丈夫です!!
安心してくださいね。
入院期間中に行った検査
入院期間中は、糖尿病に関する様々な検査を行いました。
- 採血
- 検尿、検便
- 蓄尿検査
- 腹部エコー
- 心電図
- 眼底検査
- 大腸内視鏡検査
入院期間は2週間だったので、1日1つ検査があるかないかでした。
その合間に、糖尿病教室に参加したり、栄養士さんに栄養指導を受けたりしました。
合併症が起きていないかを色々と調べましたが、異常なしでした!
良かった!!
実は入院3日目ぐらいに、急に目のピントが合わなくなって老眼のようになりました。
私が先生に「もしかして老眼になったかもしれない」と伝えたら
先生は「ないない!高かった血糖値が下がったことによって一時的に視力に影響する事があるのよ」と言われました。
退院するころには、目も普段通りに戻りホッとした事を思い出しました!
1型糖尿病の治療
血糖測定
血糖値の測定は、指先に穿刺して行います。
今は、500円玉サイズのセンサーを体に付けてリーダー本体にかざしてピッてするフリースタイルリブレも主流になってきています。
私もフリースタイルリブレを使っています。
2021年からスマホアプリに対応したのでスマホでもピッとできるようになりました。
健康な方でも自費で購入して自身の血糖値を可視化して血糖値の管理をされてる方もおられます。
インスリン注射
基本的に1型糖尿病患者は、1日に4回のインスリン注射を行います。
インスリンの種類は2種類あります。
毎食前に打つインスリン(超即効型)と、1日1回打つインスリン(持効型)を打ってます。
インスリン注射のほかに、インスリンポンプもあります。
インスリンポンプは、インスリンを持続投与してくれる小型医療機器です。
私もインスリンポンプを使っています。
インスリン注射がスイッチ操作でできるので、QOLが上がりました。
血糖コントロール
健康な人は、食事をするとインスリンが自動で出て血糖値が高くならないように勝手にコントロールされています。
1型糖尿病はインスリンが出ないので、そのインスリンを自分で外から入れてコントロールしています。
健康な人がオートマ走行で1型糖尿病はマニュアル走行ってところです。
さらに、血糖値はストレスやホルモンの影響も強く受けるので、同じものを食べて同じ量のインスリンを打ったとしても日によって効きが違うんです。
また、運動で急に血糖値が下がったりするので本当にコントロールが難しいです。
マニュアル運転が凄く難しくて、毎日試行錯誤の日々です。
高血糖になったり、低血糖になったりそんな毎日を送っています。
まとめ
1型糖尿病はインスリン注射と血糖測定が欠かせない病気です。
血糖コントロールさえ上手くいっていれば、普通の生活が送れると言われています。
正直、普通の生活は送ることは出来ても、前のような健康な生活には戻れないのが現実です。
毎日血糖値と向き合い、トライアンドエラーの繰り返しです。
それでも毎日、血糖値とにらめっこしながらなんとか生きて行ってるって感じです。
諦める事ももう辞めたので、今は試行錯誤しながらフルマラソン出場の夢を抱いてます。