フロスを使うべき理由知っていますか?

こんにちは、hiyokoです。

「あなたは歯磨きの時に、フロスを使っていますか?」

これは、歯科衛生士が患者さんに対してよくする質問です。

私も歯科衛生士として働いていた時には、必ずこの質問をしていました。

最近ではお口のケアへの意識も高まってきており、フロスを使用している人も増えてきています。

でも、まだまだ歯ブラシ1本で歯磨きを終えている方も沢山いるのが現状です。

今回はフロスを使うメリットや種類、使い方をお伝えしていきます。

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目次

フロスを使うべき理由知っていますか?

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「フロスは面倒くさいから歯ブラシだけ」と言っている人は、将来的に何かしらの口腔トラブルになる確率を上げていますよ!

フロスを使うメリットって?

フロスを使うメリットとして主に以下の4点があります。

  1. お口の中のプラーク除去率が上がる
  2. むし歯や歯周病予防になる
  3. 口臭予防になる
  4. お口のトラブルの早期発見ができる
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それぞれ説明していきます

お口の中のプラーク除去率が上がる

歯磨きをすると、口の中がスッキリして気持ち良いですよね!

でも実は、歯ブラシだけの使用では口の中の約60%しか磨けていないんです!!

残りの40%ってどこなのかというと「歯と歯の間」です。

その歯と歯の間のプラークをきれいに除去してくれるアイテムがフロスです!

歯と歯の間にプラークが残っていると、そこからむし歯になったり歯周病が進行していきます。

歯ブラシで取り残してしまった歯と歯の間のプラークへのアプローチはフロスが最適です!

むし歯や歯周病予防になる

むし歯や歯周病というのは、プラークの磨き残しがあるところからどんどん進行していきます。

磨き残しが多い歯と歯の間をフロスを使用してプラーク除去する事でむし歯や歯周病予防に繋がります。

口臭予防になる

プラークがたまっている人は、口臭がします。

フロスを通して取れたプラークを臭いでみて異臭がしたら口臭が発生している可能性があるので要注意です。

フロスでしっかりとプラークを除去する事によって、口臭予防に繋がります。

お口のトラブルの早期発見ができる

フロスを使用していて、フロスが引っかかったり切れたりする場合は、むし歯があったり詰め物の不適合の可能性があります。

また、フロスを通して歯ぐきから出血がある場合は、歯肉炎や歯周病の可能性があります。

こういった場合は歯科医院で診てもらいましょう。

お口のトラブルの早期発見に繋がります。

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フロスの種類について

フロスにはホルダータイプロールタイプがあります。

また、ワックス付きのものとノンワックスのものがありますので、それぞれ自分に合ったものを使用しましょう。

ホルダータイプ

ホルダータイプはフロスの使用が初めての方や、お子様、ロールタイプがやりにくい人におススメです。

ホルダータイプは「Y字型」と「F字型」があります。

「F字型」は前歯の歯と歯の間は挿入しやすいのですが、奥歯は挿入しにくいというデメリットがあります。

「Y字型」は奥歯の歯と歯の間に挿入しやすく、前歯も挿入できるのでおすすめです。

使い方

  1. ゆっくりとノコギリをひくように歯と歯の間に挿入します
  2. 出来るだけ歯ぐきの中までフロスを入れるようにし、歯にフロスを押し付けて上下に動かします
  3. 手前の歯と奥の歯の両方の面のプラークを取り除きましょう
  4. ゆっくりと小さく動かしながら取り出す

\ホルダー付きフロスおススメ/

ロールタイプ

ロールタイプは必要な分だけを取り出して指に巻き付けて使用するので経済的です。

しかし、使用にはテクニックがいります。

慣れてくるとロールタイプの方が操作性もよく簡単です。

使い方

  1. フロスをひじの長さ(約40cm)まで取り出して切る
  2. 左右の中指に巻き付けて、指と指の間を約2cmにする
  3. 歯と歯の間にフロスを当てて横に動かしながらゆっくりと挿入する
  4. 歯茎の中までフロスを挿入し、歯に巻き付けて上下に動かす
  5. 手前の歯と奥の歯の両方の面のプラークを取り除きましょう
  6. 取り出すときも、横に動かしながらゆっくりと取り出す ※フロスが取れない場合は片方のフロスを指からほどき抜き取ると取れます

ワックス付きとノンワックスについて

フロスには、ワックス加工がされているものとされていないものがあります。

ワックス加工がされている事で、滑りが良くなり歯と歯の間に挿入しやすくなります。

歯と歯の間が詰まっている人や、歯の詰め物が歯の横の面にまで及んでいる人にはワックス付きがおススメです。

ノンワックスのものはプラーク除去率が高いので、特に歯の間が狭かったり詰め物の数が少ない人にはノンワックスがおススメです。

hiyoko

私のおススメのフロスは「フロアフロス」です。
ワックス付きなのですが、歯の間に挿入して唾液に触れると繊維が膨らんでめちゃくちゃ歯垢が取れますよ!!
ワックス付きなのにノンワックスのプラーク除去の爽快感が得られるのでフロアフロス凄いです!!

\フロアフロスはコチラ/

フロスはいつ使うのがベストなのか

フロスはいつ使ったらいいのでしょう?

1日1回で大丈夫です!!

夜寝ている間に口の中の菌は増えていきますので、夜寝る前夕食後にフロスを使うようにしましょう。

hiyoko

私は歯磨き前にフロスを通すようにしています。
歯磨き粉の成分であるフッ素を歯と歯の間にまで効かせたいという理由です。
ただ歯の間に通すだけでは、プラークは取れません。
しっかりと歯の面にフロスを押し付けて、プラークをこそぎ落とすイメージでフロスをしてみましょう!!
フロスは間違った使い方をしてしまうと歯ぐきを傷つけてしまいますので、使い方がいまいちわからない人は、歯科医院で歯科衛生士に聞くとあなたの歯並びに合った使い方を教えてくれますよ!!

まとめ

今回はフロスを使うべき理由についてお伝えしました。

歯と歯の間は歯ブラシでは磨けない所なので、1日1回フロスでプラーク除去を行いましょう。

歯ブラシだけで歯磨きを終わらせている人と、フロスを使っている人では将来的に残っている歯の本数が違ってきますよ!!

もちろん、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けてむし歯や歯周病の予防をする事が大切ですよ!

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