こんにちわ。hiyokoです。
子どもが誕生して、我が子だけはむし歯ゼロにしたい!!
そう思っておられるパパ・ママは沢山いるのではないでしょうか。
歯科衛生士として働いていた時に、たくさんの子どもの口の中を見てきたのですが、
むし歯になりやすい所が磨けていない!!なんて事が普通です。
やっぱり仕上げ磨きでそこをフォローしてあげるのがすごく大切なんです!!
子ども自身が1人で歯を磨けるようになるには、かなり練習が必要です。
その為のサポートを歯科衛生士はしているのですが、数か月ごとの定期的なメンテナンスではフォローなんて絶対できません!
やっぱり毎日のケアがとても大切です。
そこで、パパ・ママがしっかりと仕上げ磨きをしてフォローしていくことが大切になってきます。
歯科衛生士が教える!仕上げ磨きのアイテム3種!
私が使っている仕上げ磨きのアイテムはコレ!
我が家には未就学児が1人おりまして、その子の歯磨きに3種類のアイテムを使っています!
それぞれ紹介していきますね。
子ども歯ブラシ(やわらかめ)
これは、本人が磨く用です。
ガジガジ噛んだりしてすぐに毛先がダメになるので、ドラッグストアや西松屋、ネットなどで安い歯ブラシを買ってます。
でも、ここだけは譲れないのが毛の硬さです。
必ず「やわらかめ」を買うようにしています。
子ども用の歯ブラシって毛が短いので、「ふつう」とかでも結構硬く感じちゃいます。
実際磨いてみても「硬いなぁ」っていうのが感想です。
硬いと歯茎を傷つけたり、毛がしならないので汚れが落ちにくかったりします。
なので「やわらかめ」、更にすぐダメになるので「安い」子ども歯ブラシを使うようにしています。
ワンタフトブラシ
ワンタフトブラシは、仕上げ磨き用に使います。
子どもの歯ってめっちゃ小さくないですか?
それを2・3本一気に磨いても汚れは落ちません!
一本ずつ磨きたい!
それを叶えてくれるのがワンタフトブラシなんです!
見事に一本ずつ磨けます!
実際に歯科医院で働いていた時には、患者さんのパパ・ママにワンタフトブラシをお勧めしてました。
子どもの歯なんて小さくて本数も少ないので、面倒くさがらずに一本ずつ磨いてみましょう!
このワンタフトブラシは、大人の歯に生え変わる時期にも大活躍しますので、使用して慣れておくことをお勧めします。
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デンタルフロス(ホルダー付き)
デンタルフロスは、すごく大事なのでぜひ使ってください!
子どもの歯のむし歯のできる所って大体決まっています。
その一つが、歯と歯の間です。
特に!奥歯の間と上の前歯の間です!
そこだけでもいいのでフロスを通してください!!と実際に指導してきてました。
それくらい大切ですし、フロスをちゃんと使ってると、歯と歯の間のむし歯をかなり予防できます!
ちなみにうちの子は、子どもの歯が全て生えそろった3歳4か月頃からフロスを使っています。
歯と歯の間は歯ブラシでは磨けない所ですので、フロスは本当に取り入れてほしいです!!!
【子どもがむし歯になりやすい場所】
①奥歯のかみ合わせの面
②奥歯の歯と歯の間
③上の前歯の間
この3か所がしっかりと意識して磨けているかが、むし歯予防のポイントになってきます!
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仕上げ磨きっていつまでするの?歯磨きを上達させるには?
仕上げ磨きって、いつまでしなければいけないんでしょうか?
ひとつの目安としては、子どもの書いた文字が大人が見ても読めるレベルに達した時って言われてます。
字が読めるレベルってことは手先が器用になったって事ですね。
いつまで仕上げ磨きをするのか期限はないのですが、だいたい小学校高学年頃までには仕上げ磨きなしで一人で磨けている子が多いです。
3・4年生では磨けているかマメにチェックするくらいはして、磨けてない所は仕上げしてくださいと指導してきました。
この時期にむし歯が増える子多いです。
そして、この時期に仕上げ磨きをやめるパパ・ママ非常に多いです。。。
「むし歯があります」って伝えた時の、パパ・ママのショックな顔を見るのはとても辛いです。
仕上げ磨きって正直手間ですし、早く一人で磨けるようになってほしい気持ちは解りますが、もう少し見てあげて欲しいというのが本音です。
一人磨きの練習をしていくのはだいたい年長や小学校1年生くらいからです。
この時期って、大人の歯に生え変わるスタート時期になるのでとても大切な時期です。
この大人の歯が生え始める時期(年長・小学校入学前)に歯科医院で歯科衛生士の歯磨き指導を受ける事をお勧めします!
中には、大人の歯が生えてきている事を伝えると、その事に全く気付いてなかったっていうパパママもおられます。
この時期は大人の歯と子供の歯が混在するので、歯磨きするのにテクニックがいる時期でもあります。
そこで大切なのが仕上げ磨きになります!
歯磨きを上達させるには、まずは歯医者さんで歯科衛生士に歯磨き指導をしっかり受けている事が大切です!
そして、小学校1年生くらいから、自宅で歯垢を染める染めだしを行うことをお勧めしています!
歯垢が染まるから、子ども自身もわかりやすいし、仕上げ磨きの際も染まっている所を狙って磨いていけばいいのですからお勧めです!
\イチゴ味の染めだし液なら、子どもも嫌がりませんよ/
\実際に歯科医院で使用していたものがコチラ/
ダブルプラークチェッカーは古い汚れは濃い紫色、新しい汚れは赤色に染まるのでいつも磨けていない所が一目でわかります!
家族みんなで使ってほしいです!
まとめ
さて、今回私が実際に使っている仕上げ磨きのアイテム3種と、いつまで仕上げ磨きをするのかということをお伝えしてきました。
実際に私が自分の子に使っているアイテムは、やわらかめの子ども歯ブラシ、ワンタフトブラシ、デンタルフロスです。
この3種類を使っていたら、間違いないです!(ただし、歯垢を除去できていることが前提になりますが、、、)
磨けていない所をしっかりと磨く!
これを心がけて仕上げ磨きをしていきましょう!
仕上げ磨きは小学校高学年くらいまでには卒業できるように、自分で磨く練習が必要です。
そして、家でも染め出しをしてみて、本人が磨けるよう練習していきましょう!
色々と話してきましたが、お口の中は人それぞれですので、やっぱり歯医者さんで歯科衛生士に指導を受けることをお勧めします。
最後に!!むし歯は、自然治癒しないです。
むし歯が出来てしまってから後悔するより、しっかりと仕上げ磨きをしてむし歯予防をしていきしましょう!