こんにちわ。hiyokoです。
今回は歯周病で後悔する人についてお話していきます。
歯周病と聞くとどんなイメージをお持ちですか?
自分には関係ないって思っている人!要注意です!
さらに!!
歯周病って、一生治らないって知ってました?
みなさんを脅すわけではないですが、歯周病とは歯茎の下にある骨(歯槽骨)が溶ける病気です。
骨が溶ける病気って、ヤバくないですか?
そんな歯周病の怖さを知らない人がかなりいます!
そして、歯周病は痛みもなく進行していく病気でもあるので、気付いた時にはもう手遅れって事が多いです。
歯医者さんには最近いつ行きましたか?
「え~!もう5年以上行ってない」「いつ行ったか分からないくらい前」なんて人もいるのではないでしょうか?
でも、そういう人が来院された時には、もう取り返しのつかないことになっている事がめちゃくちゃ多いです。
「歯が痛くなってから歯医者に行く」
そんな時代はとっくの昔に終わってるんです!!
今は「予防」の時代です!痛くなる前に予防する時代なんです!!
それでも、後悔先に立たず
失った歯や進んでしまった歯周病は元に戻りません。
時間を作って、ぜひ歯医者さんに行ってほしい!そんな人の特徴をお伝えしていきます。
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忙しくて歯医者に行けない人
このタイプの人は、歯が痛くなっても仕事が休めない為に、歯医者に行けなかったりします。
我慢して過ごした結果、痛すぎて限界がきて急患で来院されることが多いです。
大体が神経を取らなければいけない程の深いむし歯があるか、歯茎の炎症が進行しすぎて腫れて痛みがあるかです。
それに加えて、大量の歯石がある人が多いです。
もちろん、治療期間も長くなります。
早めに時間を作って来院していれば早期発見で済んだのになって、残念な気持ちになっちゃいます。
忙しくて歯医者に何年も行ってない人は、とりあえず歯医者を受診して全体チェックとクリーニングをしてもらいましょう!!
タバコを吸う人
タバコを吸う人は、歯周病の人めちゃくちゃ多いです!
20代で喫煙する人は喫煙歴が浅いためにそこまで歯周病は目立たないですが、これは若さが助けてくれてるだけです!!
これが30代になったら、残念ながら歯周病はどんどん進んで行きます!
非喫煙者より進行早いですよ!
40代で入れ歯って人もいます。
喫煙者の歯ぐきは、血流が悪いので貧血状態です。
歯ぐきに栄養が行き渡らないので、炎症が起きていても治らないです。
また、歯ぐきが貧血状態の為、歯ぐきからの出血が少ないです。
なので、歯周病の自覚がない人がほとんどです。
40代以上で喫煙者は99%歯周病だと言っていいと思います!
(いち歯科衛生士の意見ですが、、、)
糖尿病の人
糖尿病と歯周病は深く関係があります。
血糖値のコントロールが悪い人は、中等度から重度の歯周病の人が多いです。
逆に、血糖値のコントロールが良好な方は、歯周病の進行が緩和します。
しかし糖尿病である限りは、歯周病が進行するリスクがあるので、定期的なクリーニングが必要になります。
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歯ぎしりや食いしばりをする人
歯ぎしりや食いしばりで何で歯周病?って思うかもしれないですが、歯ぎしりや食いしばりによって歯に力が加わる事で、歯周病が進んでいきます。
歯に力が加わると、歯を支えている骨に一定の力が加わり続けます。
そうすると、歯を支えている骨が影響を受けて、骨が吸収されていきます。
このタイプの人は、お口全体的に歯周病というよりは、力が加わっている歯に歯周病が現れる人が多いです。
歯並びが悪い人
歯並びが悪い人は、その分歯を磨くのにもテクニックがいります。
しかし、歯が重なって生えていたり、奥歯が横向きに倒れていたりすると、どうしても磨き残してしまい、歯周病になってしまうことがあります。
また歯並びが悪い人は、嚙み合わせも悪いので、歯に変に力が加わって歯周病が進行してしまうことがあります。
歯並びが悪い人は、定期的なメンテナンスに通い歯周病予防をする事をお勧めします。
むし歯になったことがなく、歯医者に行ったことがない人
むし歯になったことがない人というと、すごく聞こえは良いですが、「むし歯になったことがないから、歯医者には今まで行ったことがない」という人は要注意です!
まずは、長期的に歯医者に行っていないことで大量の歯石が付着している人が多いです。
また、むし歯のリスクが低いからといって、歯周病にならないとは言えません!
私の経験上、むし歯リスクの低い人は、歯周病リスクが高い人が多い印象です。
おそらく口腔内の細菌の種類が、むし歯菌より歯周病菌が多いからだと思います。
このタイプの人は、ジワジワと痛みなく歯周病が進み、気付いたころには歯がグラグラ揺れているなんてことになっています。
一気に歯を失ってしまうので、いきなり大きめの入れ歯になってしまう人もいます。
まとめ
今回は、歯周病で後悔する人はこんな人!という事をお伝えしました。
歯科衛生士として働いてた時、歯を失って後悔している50代、60代の患者さんを沢山見てきました。
その人たちが口をそろえて言うのは「歯を失ってから歯の大事さに気付いた」という言葉です。
歯を失って、歯の大切さに気付いて、そこからは定期的にメンテナンスに来られている方が多いです。
正直に言います!ぶっちゃけます!やっぱりもっと早くに気付くべきなんです!
気付いた時には、もう遅い。
抜けてしまった歯や、溶けてしまった歯を支える骨(歯槽骨)は戻ってこないんです。
なので、いくら歯ぐきの炎症が改善しても、もとが悪いものは悪いまま、現状維持なんです!
良くなることはありません。
でも、歯周病が進行するスピードを緩和することは出来るので、気付いた時点から、しっかりとケアして行きましょう!
後悔先に立たず!!
今日お話しした歯周病で後悔する人はこんな人!に当てはまるという人は、近いうちに時間を作って歯医者さんに行くことをお勧めします。
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